スズラン増床は計画通り進行
(2009年6月26日)
平成25年度開店めざす
高崎市はスズラン高崎店の増床について、高崎市議会市民経済常任委員会に報告した。
同店の増床は、平成20年10月に国の認定を受けた中心市街地活性化基本計画の主要事業に位置づけられている。中心市街地の商業拠点施設として機能強化を図り、周辺商店街との回遊性を高めるものとして、注目を集めている。
高崎商工会議所が発行する「商工たかさき」5月号で、同店の渋澤彰一店長が、特約の「立駐パーク500」を経営していた東京の立体駐車場整備㈱が昨年十二月に倒産し、駐車場問題が解決していないことから増床計画の実施にメドがたたないことを説明。それを端緒に、売上減少による計画延期が報道された。延期となった場合、活性化計画に大きな影響を与える。
高崎市は六月初め、同店の担当者に報告を求めた。平成22年度の着工に問題はなく、25年度の開店をめざし、準備を進めている。事業予定にもとづき条件の解決に向けて全力で取り組んでいると説明があったという。