力をあわせ地域福祉の充実を/社会福祉協議会も統合
(2009年6月4日)
発足式であいさつする中島会長
吉井町との合併に伴う新高崎市社会福祉協議会の発足式が一日に高崎市役所内で行われた。
根岸富貴子副会長が、合併の経緯を説明。中島英明会長は「合併はゴールでなくスタート、新たな歴史が始まった。福祉の充実なくして新高崎市のまちづくりは語れない。社会福祉協議会は最も大切な部分を担っている。市民の協力をいただき、地域福祉を推進したい」とあいさつ。
松浦市長は「高崎市とともに社会福祉協議会も新たな一歩を踏みだした。地域福祉の充実に期待が寄せられている。高崎市発展の原動力は市民。高崎市全域にふれあいと助け合いの心をいきわたらせてほしい」と社会福祉協議会の活動に期待した。
高崎市議会の清水真人副議長は「大きな時代の変革期の中で、合併は地域の将来を真剣に考えた結果。従来に増して、地域の福祉のために尽力してほしい」、県社会福祉協議会の宮下智満会長は「社会福祉協議会の地域活動は住民のニーズにこたえ、高い評価を得ている。これからも地域の福祉力が向上し、活発に推進されることを期待している」と祝辞を述べた。
吉井地区を代表して新理事の青木清八さんは「市民、行政、社会福祉協議会が連携し、一体となって、地域の特性を生かした活動を推進していくことが重要。本日より高崎市社会福祉協議会の一員として職責を全うしたい」と決意を語った。