経大附属高の体育系廃止に
(2009年5月26日)
高崎経済大学附属高校は、二十五日に22年度入学者選抜から体育系の募集を廃止し、普通科に統合する考えを示した。同校では、体育系、芸術系のあり方について検討を重ね、学校運営委員会にはかり廃止統合を決めた。
体育系は、同校の教育活動の特色の一つとなっていたが、受験生や保護者の普通科志向、大学進学意欲の高まりに対応し、学校全体の普通教育を充実させるのがねらい。体育系が担っていた特色については、運動部活動の充実に生かしていく。
これまでの募集は普通系200人(5学級)、体育系40人(1学級)、芸術系40人(1学級)。平成二十二年度の入学者選抜から、体育系で募集していた40人の枠を普通系に入れ、普通系の募集定員を240人(6学級)とする。前期選抜が112人、後期選抜が128人。前期選抜のうち、学業に重きをおいたA選抜、部活動などの能力や成績を重視するB選抜を行う。B選抜の最大40人を運動部活動で実績のある生徒とする。
芸術系は、前期選抜28人、後期選抜は12人。前期は面接、小論文、実技。後期は学力、実技。