第七十四回高崎市民美術展が開幕
(2009年5月25日)
シティギャラリー一階・二階で開催
第七十四回高崎市民美術展(市民展)が二十四日から高崎シティギャラリーで始まった。 会期は書道が二十八日(木)まで、他部門が三十日(土)から六月三日(水)。
開会式で松浦市長は「市民展は本市を代表する美術展。自分らしさを磨き、本市の芸術文化の土壌を耕し実らせる。市民の制作活動が盛んになり、多くの市民が参加できる市民展になるよう努力したい」。
小林幽齋運営委員長は「私が初めて出品した昭和三十年代は公民館で行っていた。市民展の会期中の六月一日に吉井町と合併し、これから益々芸術愛好者が増えていく。多くの市民に市民展を鑑賞してほしい」とあいさつした。田中治男議長は「不況が暗い影を落としているが、心に潤いのある時間が必要。夢や目標に向かって取り組んでほしい」、中島雅利教育長は「市民が芸術文化を愛する気持ちが伝わってくる。作品づくりに悩んだり、苦しんだりすることは、生きる力につながる」と祝辞を述べた。
応募作品は写真167点、書道(漢字)74点、書道(かな)173点、書道(具象)171点、書道(少字数・近代詩文)113点。彫刻16点、工芸44点、日本画46点、洋画176点。