サンピアを売却に
(2009年5月20日)
整理機構が入札公告
独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)は、十二日にサンピア高崎(島野町)の売却について入札公告を行った。
サンピア高崎は敷地面積約4万5700㎡、6階・地下1階延べ床面積約1万900㎡。宿泊室数28室、宿泊定員72人。会議室、レストラン、体育館、テニスコート、ゴルフ練習場、屋内スケート場、ゲートボール場、プール、大浴場を備える。最低入札価格は3億7千万円。 サンピア高崎は、平成三年四月にオープン。厚生年金事業振興団が運営し、宿泊施設とプール、ゴルフ練習場、テニスコート、冬期のスケートなど市民に利用されている。国民体育大会冬季大会アイスホッケー競技会場にもなった。
従業員は常勤16人、非常勤34人。平成19年度の収支は収入4億5575万円、支出4億1174万円で差引4401万円。利用者は37万8561人。
これまでRFOが一般譲渡した施設の約七割が、事業と雇用を継続しており、高崎市は、サンピア高崎の継続を要望。継続される場合はプール、体育館の固定資産税相当額を五年間補助するなどの優遇措置を考えている。