スズラン高崎店増床
(2009年5月18日)
立駐パーク問題が障害に
スズラン高崎店の増床計画について、同店の渋澤彰一店長が高崎商工会議所の取材に答え、同所会報五月号で現状を説明した。
売場増床は、昨年、内閣総理大臣から認定された「高崎市中心市街地活性化基本計画」の中心事業の一つ。スズラン高崎店は中心商店街の商業核であり、増床は、商店街や商業者から注目されている。
渋澤店長は、「土地の買収もほぼ完了している」と説明。これからという時に、特約の「立駐パーク500」を経営していた東京の立体駐車場整備㈱が昨年十二月に倒産。その後の債権処理が進まず、駐車場として存続するか否か、今のところ方向が出ていない。駐車場問題は増床計画に大きく影響し、残念ながら「清算事務の推移を見守るしかない」のが現状だという。
増床計画の具体化は、立体駐車場整備の債権処理後ということになり、現段階で時期的なことには言及されていない。