ちぎり絵の魅力楽しんで
(2009年5月日)
大井八重子「秋の声(妙義山)」ほか大作も展示
高崎サークル・草津教室合同展
「第十回全国和紙ちぎり絵」合同展が二十日まで、高崎シティギャラリー一階第二展示室で開催されている。午前十時から午後六時。
高崎サークル・草津教室の代表、大井八重子さんはオーダー製品のデザイナーを五十年間務める。1993年、展示会で亀井健三さんのちぎり絵に出会い、亀井さんの教室に入って学ぶ。1995年、高崎教室を開講。 大井さんはちぎり絵の魅力ついて「貼り合わせることによって、色々な色をつくることができる。和紙の風合い、暖かさ、やわらかさが好き。ちぎり絵を制作すると気持ちが軽くなる」。教室の雰囲気について「和気あいあいとしている。参加者同士、話しをすることも楽しみの一つ」と話した。
体験コーナーでは十五分ほどでできあがるキットが用意されている。無料で気軽に楽しむことができる。
初日に訪れた来場者は「すばらしくて感激した。奥深さや繊細さ、やさしさが感じられる」と喜びを語った。 五年前から草津教室に通っている三ツ木和夫さんは「一人ひとり個性が表れ、楽しい。生きるパワーをもらっている」と話した。
高崎サークルは現在、四十歳から九十七歳の約四十人が活動している。会員は募集中で、幼稚園から参加できる。費用は一回につき約3500円。日程は第二月曜、第三土曜の午後一時から午後四時。高崎市問屋町1―1―2ギャラリー薔薇内。問い合わせは電話363・8890