高崎病院新病棟/新生児集中治療など強化
(2009年4月24日)
高崎市は、国立病院機構高崎病院の新病棟の医療体制について概要を示した。
現病棟は昭和四四年から四六年に建設され、地上五階約1万5700㎡。新病棟は地上七階地下一階免震構造、延べ床面積は3万3560㎡で二倍となる。
病床数は、現在の363床から451床に増加。集中治療室は、ICU(集中治療室)が現在の4床から8床、CCU(冠状動脈疾患集中治療室)が2床から6床。現施設には無いNICU(新生児集中治療室)6床、GCU(新生児回復期病床/NICUの後方病床)9床が新設される。またLDR室(陣痛分娩回復室)が一室新設される。
一日平均の入院患者数は、現在の296人から348人、外来は現在の540人から565人に拡大する。 診療科は、現在23科。内科、精神科、心療内科、神経内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、救急診療科、耳鼻咽喉科(休診中)、歯科(休診中)で2科が休診中。新病棟では形成外科が新設され、24診療科となる。
医師数は、54現在の54人(平成二十年十月現在。非常勤除く)から62人(平成二十一年四月予定)に増員。増員されるのは小児科2人、消化器科4人、脳神経外科2人。