高崎花路花通り2009/29日に開幕
(2009年4月20日)
「都市力・市民力の成果に期待」と市長
飾花と西口線の工事も急ピッチ
昨年行われた全国都市緑化ぐんまフェアを継承する「高崎花路花通り」が四月二十九日(水)から五月三十一日まで高崎駅西口線を中心に開催される。高崎市は、緑化フェア開催の中で、本市の独自性と事業継続を含めた「高崎花路花通り」をメインテーマに打ち出してきた。市民、フェア来場者からも継続開催を望む声が大きかった。
「高崎花路花通り」では、高崎駅西口駅前広場、市庁舎前、高崎駅中央コンコース、東口ペデストリアンデッキ。東二条通り、高崎駅連雀町線が3万5千本の花で飾られる。花束をモチーフにした全長30mのメインオブジェ「クリスタルブーケ」を中心に、会場全体に連続性と一体感を持たせる。このオブジェは1000本のポットローズとネメシアを豪華に飾り、一番の見どころ。
十五日に高崎商工会議所で同事業の実行委員会総会が行われ、松浦市長を会長に八十四人の委員が委嘱された。 松浦市長は、昨年の緑化フェアで高崎会場が全国初のまちなか開催で160万人を集め、高く評価されたことを踏まえ、「緑化は市民一人ひとりの意識から。高崎花路花通りは都市と市民の力を高め、大きな成果をおさめるものと期待している」とあいさつ。副会長の原浩一郎・高崎商工会議所会頭は「高崎方式が緑化フェアの主流になると評価された。中心市街地の活性化のためにも大きな期待が集まっている」と述べた。 平田英勝県議、柴田正夫高崎市議会議長が「一過性にせず高崎の持ち味をつなげりことは重要」と祝辞を述べた。
期間中の維持管理には、昨年の緑化フェアで活躍した市民ボランティアの力が再び発揮される。また二十九日午前十時から庁舎前広場で開会式が行われる。高崎まちなか寄席、地産地消飲食ブースなど、楽しみなもてなしイベントも計画されている。
今回は、群馬県の緑化フェア継承事業との共催で行われる。
飾花と西口線の工事も急ピッチ