タクシーで観光「駅から観タクン高崎」を発売
(2009年4月7日)
JR東日本高崎支社は、駅から手軽でお得なタクシー観光を楽しんでもらう「駅から観タクン高崎」を四月より開始した。高崎市の観光では、駅から観光地までの二次交通の整備が求められており、地元のタクシー事業者、高崎市、高崎観光協会との連携で事業化した。関東エリアで初。タクシーは定額で、高崎駅発着の五つの観光コースが用意されている。所要時間はそれぞれ二時間。
通年コースは、観音山・少林山・鼻高展望花の丘を巡る「高崎名所巡りコース」、かみつけの里・絹の里を巡る「古代から近代へのタイムトラベルコース」、群馬の森・ガトーフェスタハラダを巡る「群馬の歴史とラスク製造見学コース」で一台五千八百円。季節限定コースは、「みさと芝桜公園コース(四月)」と榛名フルーツ農園などを巡る「スウィーツ満喫コース(七月~十月)」で一台六千円。
高崎市観光振興計画の前段階として設置した「高崎市観光ビジョン研究会」の中で、観光課題の一つとして二次交通対策が指摘された。研究会のモデル事業として高崎駅発着の観光タクシー創設に発展した。事業化にあたり、高崎市と観光協会はコースの提案や市有施設の紹介、迎え入れる側のおもてなし講習会を行っている。JR高崎支社管内のみどりの窓口、ビュープラザで発売。問い合わせは、JR高崎支社電話320・7157。