男女平等社会に向けて/4月に女性議員サミットを開催
(2009年3月17日)
小渕優子氏
福島瑞穂氏
「第五回全国女性議員サミット」が四月十一(土)、十二日(日)にホテルメトロポリタン高崎で開催される。
女性議員が党派を超え、政治参画の推進についてサミットを行う。分科会では全国から女性議員や男女共同参画に携わっている団体、社会で活躍している女性等がコーディネータ及び話題提供者として参加。ネットワークを広げ、政策決定過程への女性参画の拡大や女性も男性も生き生きと暮らせる社会の構築を目指す。
同サミットは女性議員を増やそうと1998年に初めて青森県で開かれた。サミットに共感した人達が各地で引き継ぎ、2000年に長野県、2001年に熊本県、2006年に宮城県で行われ、好評を博した。
実行委員会は「男女共同参画基本法が施行されて十年が経つ。しかし、世界女性議員比率ランキングは188カ国中、日本は140位。遠い道のりだと感じるが、このサミットで男女平等社会に向けて大きな一歩を踏み出せれば。たくさんの人に参加してもらい、生活と政治の関わりなどをみんなで一緒に考えていきたいと思っている」と話している。
サミット「女性の政治参画を推進するために」/四月十一日(土)午後一時から午後五時三十分。パネラー=糸数慶子氏(無所属)、小渕優子氏(自民)、紙智子氏(共産)、亀井亜紀子氏(国民新党)、古屋範子氏(公明)、福島瑞穂氏(社民)、円より子氏(民主)(五十音順)。
分科会=四月十二日(日)午前九時から正午。第一分科会=女性議員を増やすには。第二分科会=女性議員が増えると、社会はこう変わる。第三分科会=パワーあふれる女性の働き方。第四分科会=市民と行政の協働によるまちづくり。第五分科会=女も男も生涯現役〜高齢社会の主役はわたし。第六分科会=子育て支援〜今、何が必要ですか。
参加費は議員一万円、一般五千円。
問い合わせは実行委員会電話027・285・4711。