善行青少年を表彰
(2009年3月11日)
受賞者で記念撮影
高崎市防犯協会は、七日に善行青少年表彰式を行った。人命救助、環境美化、社会福祉、隣人愛など、勇気ある行動は他の児童、生徒の模範となっている。個人の部は小学生11人、中学生14人、団体の部は小学校二団体113人。
高崎市防犯協会の横山芳房理事長は「これからもやさしさと勇気をもって行動してください」、松浦市長は「一人ひとりの努力の積み重ねが地域社会のつがりを強くする。愛情にあふれ、心あたたまる行為は子ども達の見本、社会の見本」と讃えた。高崎警察署の藤原重紀署長は「思いやり、やさしい心が他の人を幸せにする。今の心をいつまでも持ち続けてほしい」、中島雅利教育長は「自分が正しいと思うことを進んで実践しよい高崎市をつくってほしい」と祝辞を述べた。
受賞者代表謝辞で塚沢中学校三年の高橋優花さん、鈴木蓮実さんは「同じ地域で暮らす人を助け、困っている人がいたら進んで手を差し出せる人になりたい」と話した。受賞者と受賞内容は次の通り。
◎個人の部
中川小学校児童七人=井野町の公園にスプレーで落書きされているのを見つけ駐在所に知らせた。地域の人と落書きの清掃を行った。
箕郷東小児童一人=毎週木曜日をごみ拾いの日に決め、下校時に通学路の空き缶等を拾いを続けた。
箕郷東小児童三人=登校途中ごみを拾いを行った。風で飛ばされたハガキを宛先の家に届けた。
塚沢中生徒二人=下校途中、路上で出血している高齢者男性を自宅に連れ帰り、病院に電話して応急手当を行った。介抱しながら男性の家族に連絡した。
片岡中学校生徒七人=夏休み期間中に公園や駅の清掃活動を行った。長野郷中生徒一人=廃品回収に欠かさず参加し、父兄とともに作業の手伝いを続けた。
中尾中生徒三人=駐車場で縁石に乗り上げて動けない車に協力した。他の大人と力を合わせ車を動かした。
箕郷中生徒一人=姉と本人が火災を発見し、被災宅の高齢者女性を救助、避難させた。消防の感謝状も受けている。
◎団体の部
新高尾小児童九十一人=太陽リハビリセンター、日高病院で六年生がクリスマスコンサートを実施した。子ども達が主催で司会進行も行い、患者や地域社会と交流した。
下室田小学校児童二十二人=緑の少年団として幼木の愛護、枝打ち、森林愛護看板を作成表示した。年二回の烏川清掃、学校周辺清掃を自主的に実施している。