高経大で入試ミス/EECをECC
(2009年2月27日)
高崎経済大学は、二月二十五日(水)に行われた地域政策学部試験前期日程で、入試ミスがあったことを発表した。
公民と政治経済の教科で、補足説明が試験開始直後に、口頭と黒板への板書で行われた。その際、高崎会場の一つの教室で、黒板への転記誤りがあった。
訂正内容は「EECが結成された」を「1958年にEECが結成された」と年号を入れるものだったが、EECを「ECC」と書き誤った。入試終了後に、受験生から誤りを指摘された。
EECを日本語では何と翻訳されているかを問う問題で、大学は、この問題を採点からはずすことにした。 受験者1179人のうち、政治経済科目を選択したのは184人で、誤記があった教室には16人が選択していた。
大学では、再発防止に努め、試験問題の作成、入試の実施に緊張感を持って臨みたいとしている。同日に実施した経済学部入試には影響はなかった。
高経大の出願状況は、経済学部前期日程が募集140人で志願者729人、5・2倍(前年度4・6倍)。中期日程募集240人、志願者3252人、13・6倍(前年度14・7倍)。経済学部計が募集380人志願者3981人、10・5倍(前年度11・0倍)志願者は167人減。
地域政策学部前期日程は募集200人で志願者1316人、6・6倍(前年度7・9倍)。後期日程募集100人、志願者1183人、11・8倍(前年度11・9倍)。地域政策学部計が募集300人志願者2499人、8・3倍(前年度9・2倍)志願者は273人減。
両学部合計で募集680人、志願者6480人9・5倍。前年度は志願者9650人10・2倍で、志願者470人減となった。