広報高崎が三年連続で一位
(2009年2月3日)
一位となった広報高崎
群馬県市町村広報コンクール広報紙部門で、高崎市が発行する広報高崎が三年連続で一位を受賞した。また映像部門でも三年連続で一席となった。同コンクールは昭和二十七年から行われている。市の部では七市が応募し、二位は前橋市、三位は伊勢崎市。
高崎市は群馬音楽センターを特集した平成二十年十二月一日号で応募し、審査員から「市民とともに考えようとする姿勢が伝わる好企画」と高く評価された。また「狙いが明確でタイムリー。広報を通じて市民に考えてもらいながら意志決定するという意図が良い」など行政姿勢への共感も得られた。レイアウトや目を引きつける工夫など総合評価も高かった。
高崎市広報広聴課は「群馬音楽センターが市民の話題となっている。市として情報提供し、市民とともに考えようと力を入れた。発行後、市民の真摯な意見がたくさん寄せられている」と特集に手応えを感じている。受賞を受け「これからもわかりやすく、市民のみなさんに読んでもらえる広報をつくっていきたい。地域の課題を取り上げ、市民の声を高崎市の施策に反映できるよう取り組んでいきたい」と話している。
一位の作品は全国コンクールに応募される。昨年は広報高崎は全国8席に入賞している。なお、音楽センターについての市民意見を高崎市ホームページで公開中。