高崎東部地域を戦略的に整備
(2009年1月22日)
松浦後援会新年総会で今年の政策を示す
スマートICは都市力・集客力を高める重点事業
松浦市長の後援会新年総会が十八日に行われた。松浦市長は、新都市創造構想「輝く高崎」を示し、厳しい時代を乗り切るための高崎づくりに意欲を示した。
松浦市長は、厳しい経済情勢の中で、地域経済と市民生活を守るため、高崎市政に停滞があってはならないと、市政運営に強い意欲を示した。吉井町議会が高崎市との合併を可決したことは、高崎市の都市ビジョン、都市力が吉井町住民に理解されたものとし、将来、政令市や道州制導入後の州都をめざす上で吉井町との合併は重要な意味と持つと述べた。
平成二十三年の北関東自動車道全線開通、平成二十六年の北陸新幹線金沢延伸により、高崎は、首都圏と日本海を結ぶ中心都市として、大きな役割を担うことが期待されている。関越道高崎スマートICの建設は、高崎の広域的な都市機能と集客力を高める重点事業ととして推進する。松浦市長はスマートICと高崎駅を中心とした都心部を結ぶラインを戦略的なエリアとして、高崎の新しい都市創造の拠点整備をする考え。スマートIC周辺の高崎東部地域を新都心に位置づけ、広域的な業務機能の集積をめざす。また高崎駅東口から環状線までのエリアを東口副都心とし、高崎駅東西の都市力を高めていく。
六期目のマニュフェストに掲げた国立病院機構高崎病院の新病棟建設と小児・周産期医療の充実、医療保健センター建設の実行、観音山カッパピア跡地整備など選挙公約を任期中に完全実施する。
松浦市長は「高崎だからできるまちづくりを37万市民とともに進める。今年は高崎の真価が問われる都市。全力で取り組む」と都市づくりの意欲を示した。
来賓の福田康夫元首相・貴代子夫人は「市民が明るい希望を持ち、すばらしい高崎になりますように」、大沢正明知事は「高崎は群馬の玄関として大いにはばたいてほしい。群馬の原動力として期待している」と祝辞を述べた。山本一太参議は「高崎市は発展の可能性を内外に発信している」、加藤修一参議は「高崎は躍動感があり、一市民として誇りに思う」、富岡由起夫参議は「高崎は群馬県第一の都市。東口にペデデッキが完成し便利になった」など、高崎の諸施策を評価した。また各党の政策を来場者に訴える場面も見られた。中島篤県議は「高崎市の陳情には、本市選出議員団が一丸となってがんばりたい」、高崎市議会の柴田正夫議長は「第五次総合計画がスタートし、順調に進んでいる」とあいさつした。