多文化共生社会の構築に向けて
(2008年12月24日)
高崎市国際交流協会が報告書
高崎市国際交流協会の研究グループが、高崎市の多文化共生のあり方や協会の役割について、報告書をまとめた。高崎市の外国人登録者は平成元年の千人から、十九年度は四千人を越えている。
在住外国人の増加、定住化を背景に、外国人も地域社会の一員として安心して暮らし、また地域づくりに参画する多文化共生社会の実現に向けた取り組みが始まっている。高崎市国際交流協会の会員有志11人が今年三月から九月まで研究を行ってきた。
多言語によるコミュニケーション支援、生活支援を行いながら、外国人を対象とした施策だけでなく、市民啓発を行い、地域社会の意識改革を進めていく。また協会では多文化共生社会について学ぶ機会の提供や、人材育成にも取り組んでいく。