経常利益8億円のマイナス
(2008年12月16日)
高崎信用金庫上半期決算
高崎信用金庫(高橋英美理事長)は、平成20年度上半期(四月〜九月)の経営内容をこのほど発表した。
預金残高は、前期末比(二十年三月末)87億円増(増加率0・28%増)の3908億円、貸出金残高は、期末残高2144億円となり、前期末と比べ5億円増加(増加率0・28%)した。収益面においては、世界的な金融危機による債券・株式市況の下落が大きく影響し、債券や株式等の償却費用が発生したことが主要因となり、経常利益はマイナス8億1400万円、当期利益はマイナス7億4300万円となった。
業務純益は、債券市況の悪化に伴う償却負担が大きく、1500万円となったが、債券の損益を控除したコア業務純益は6億2400万円となった。
自己資本比率(概算値)は、債券・株式市況の下落により、自己資本額算定上の有価証券お評価差損が拡大したことが低下要因となり、前期末比0・75ポイント低下し、6・93%となった。金融再生法に基づく不良債権比率は、前期末比0・22ポイント改善し、0・06%となった。