ラジオ高崎倉渕中継局
(2008年12月10日)
一月下旬から運用に
ラジオ高崎は、難聴地域の解消のため、十二月中旬から倉渕支所敷地内に中継局の設置工事に着手する。アンテナの設置は支所北側の約3m四方の敷地で、高さ30m。高崎市西部地域はラジオ高崎の電波が届きにくく、防災面や地域情報の周知など、同局の放送を全市域で聴取できるよう、対策が求められていた。
ラジオ高崎は、今夏、中継局設置に必要な調査を実施し、結果が良好であったため十一月二十一日に総務省から中継局の予備免許の交付を受けた。平成二十一年一月中旬には中継局が完成する予定。放送設備と試験電波状況の検査を受け、一月下旬には正式運用に移行できる見込み。
倉渕中継局によって川浦地区から榛名地区の上室田町の一部まで受信エリアとなる。倉渕地域の千四百世帯、90%をカバーする。周波数は本局と同じ76・2MHz。送信出力は20ワット。中継局の設置でラジオ高崎の聴取エリアは8万2千世帯となり、全市の67・6%。