高崎をソフトボールのまちに
(2008年12月5日)
高崎はソフトボール日本一
PRや施設整備も必要
北京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール本市選手の高崎市祝賀会が十一月二十七日に市内ホテルで行われた。高崎市は日本最強の選手を擁し、ソフトボールでまちづくりを進める好機という意見があいついだ。祝賀会には日本代表チームの浦野光史コーチ、ルネサス高崎の三科真澄、上野由岐子、乾絵美、峰幸代選手、太陽誘電の坂井寛子、廣瀬芽選手が出席し、市民の応援に感謝の気持ちを示した。
松浦市長は「オリンピックの感動が昨日のように思い出される。高崎市、高崎市としてもとてもうれしくパレードも行わさせていただいた」。
高崎市体育協会の荒瀬宏会長「高崎市体育界にすばらしい将来をいただいた。オリンピック以来どこへ行ってもソフトボールの金メダルおめでとうと言われ、生涯忘れることができない」と喜びの表情。荒瀬会長は高崎市役所ソフトボールチームの全国優勝にも触れ「高崎市はソフトボールのまちとして期待されている」と高崎駅でPRすることも提案した。
高崎市議会の小野里桂副議長は祝辞で「2016年のオリンピックに東京都が手を挙げている。ソフトボール競技を復活させ、高崎市に招致し開催するよう市を挙げていくべき」と話した。
浦野コーチはあいさつで「2016年の復活めざしてがんばらなくてはならない。高崎市は、市役所、太陽誘電、ルネサス高崎という日本を代表するチームがある。施設が整えばソフトボール日本一のまちになる。みなさんの力が必要」と訴えた。上野選手は「日本代表としてプレーできたことを誇りに思う。みなさんに感謝している」と謝意を述べた。選手からはソフトボール競技の五輪復活を願う声が続き、市民の応援が求められた。また選手からは「ソフトボールで高崎を盛り上げたい」とスポーツ貢献の意欲も伝えられた。