高崎駅東口ペデデッキが開通
(2008年12月1日)
開通式・テープカット
東口とタワー21ビル結ぶ
高崎駅東口ペデストリアンデッキのAデッキ部が完成し、12月1日に開通式が行われた。 東口ペデストリアンデッキ・Aデッキは高崎駅舎東口と高崎タワー21ビルを接続。昨年9月に着工し、ヤマダ電機開店にあわせ、同店舗前が昨年7月に供用開始されている。
総延長は97・4m、幅員6m。地上高6・6m。橋脚5本、エレベーター1基、階段1カ所。
高崎駅東口前は、乗客の送迎車などで交通量も多く、ペデデッキの完成で歩行者の安全確保、渋滞の緩和、駅東西の回遊性などの効果が期待されている。現在計画されているスマートICによって、高速道と駅東口が結ばれ、高崎の交通拠点性が高まることから、東口エリアは本市の都市戦略の上からも重要なエリアと考えられている。
松浦市長は「高崎は高速交通をネットワークし北関東、信越、北陸の要として役割が高まる。これからCデッキ、駅前広場を整備し駅東西地区の発展につなげたい」とあいさつ。高崎市議会の柴田正夫議長も「駅利用者の利便性向上に寄与する」、茂原璋男副知事は「県の玄関口として高崎の発展に期待したい」と大沢知事の祝辞を伝えた。橋爪洋介県議は「高崎は群馬県の玄関として発展の翼になる」と話した。高崎商工会議所の原浩一郎会頭は「ペデデッキの完成で安全でなめらかな交通の流れがつくられる。都市機能を高め、中核市としての発展に期待したい」と官民一体となった東口整備を評価した。また工事を行った清水建設の松崎俊昌専務が竣工のお礼を述べた。
式後、テープカットに続き、関係者や市民が渡り初めを行った。開通記念でタワー美術館の開放、JAたかさきによる高崎うどんの無料試食会などが行われた。