新町福祉作業所「そよかぜ」開所
(2008年11月4日)
開所を記念してテープカット
高崎市新町福祉作業所「そよかぜ」がこのほど竣工し、一日に開所式が行われた。
これまで新町地域には在宅で生活する障害者の通所施設がなく、遠方まで通っていた。合併前の平成十六年から新町福祉作業所建設基金を積み立て、新市建設計画に盛り込まれた。利用定員は20人で、開所時の利用者は13人。開館は月曜から金曜の午前八時三十分から午後五時三十分。指定管理者は社会福祉法人しんまち元気村。
開所式で座間副市長は「地域住民と障害者の交流、文化活動を促進。畑を利用して野菜づくりの計画もある。地域に暮らす一人ひとりがまちづくりの担い手として活躍できる」と期待した。柴田正夫議長は「健康で生きがいを持ち、住み慣れた地域で暮らせるよう福祉事業に力を入れたい」、高橋功参与は「障害者が自立した社会生活を営み、地域との交流がはかれることを期待している。合併時の計画が順調に進行している」とあいさつした。指定管理者の小井戸栄治理事長も「そよかぜで元気に過ごしていただきたい」と話した。
利用者代表の石岡大吾さんは「きれいな作業所ができてうれしい。元気に働きたい。みんなで仲良くがんばりたい」と喜びを語った。