カバコン・レベルの高い演奏に喝采
(2008年10月30日)
高崎音楽祭カバコン
グランプリにRICOさん
高崎音楽祭2008「第3回フォークソングス・カバーズ・コンテスト(カバコン)」本選ライブコンテストが26日に榛名文化会館エコールで開催された。
歌え中年!挑め若者!を合言葉にフォークソングのカバー、コピー演奏を競うコンテストで、平成18年から群馬県中部県民局ファイトフェスティバルとして開催されてきた。県のファイト群馬事業の終了により、高崎音楽祭委員会が引き継いで開催している。本選には68組82曲のテープ応募者の中から選ばれた12組が出場。会場は満席で、観客の投票によって、審査が行われた。
グランプリは、198票を獲得したRICO(藤岡市)。20代女性のピアノ弾き語りで「オリビアを聞きながら」を歌いトップとなった。準グランプリは、133票でこばちゃんズ(安中市)。父と娘の親子ユニットで曲は「妹」。特別賞は、僅差の131票で男性三人組のSN &Y(藤岡市・前橋市・高崎市)曲は「帰れない二人」。
今回は高崎音楽祭として初めての開催。前回の第2回大会から準備期間が半年と短かかったが、応募者数も競争率5倍以上。出場者はアマチュアのレベルを超えた素晴しい演奏を聞かせた。観覧者も審査員として演奏に聞き入り、一曲ごとに大きな拍手を送っていた。
アンケートでは「レベルの高さに驚いた」「頑張っている中年シンガーや夢を追っている若いシンガーたちの両方の演奏に触れられ、元気をもらった」「これからもこのイベントを是非継続して欲しい」などの声が多数寄せられた。