スマートICの早期設置を要望
(2008年10月29日)
高崎スマートIC設置促進期成同盟会設立総会
36団体で期成同盟会を設立
高崎市が建設を進めているスマートインターチェンジの早期設置を求め、産業界や市民団体36団体が「高崎スマートIC設置促進期成同盟会」を29日に設立し、総会が高崎商工会議所で行われた。
高崎スマートICは、関越道高崎ジャンクション南2・1キロ、藤岡ジャンクション北3・9キロの地点で国道354バイパス(東毛広域幹線道路)に接続するETC専用IC。高崎市では平成23年度中の北関東道全線開通にあわせスマートICの計画を進めている。
現在の高崎ICは、市街地にアクセスする高崎駒形線の渋滞などの課題が以前から指摘されている。スマートICによって高速道と高崎駅が直結され、高崎都心部へのアクセス時間が大幅に短縮される。広域高速交通網を生かした高崎市の都市づくりが推進され、新たな観光開発、企業立地による地域経済の活性化が期待されている。また高崎駅東口のヤマダ電機本社ビル1階は、高速バスターミナルとなり、スマートICによる路線拡大も視野に入れられている。
期成同盟会は高崎商工会議所の原浩一郎会頭を会長、副会長に高崎市区長会の松本源治会長、高崎観光協会の羽鳥修二理事長を選任。地域の振興発展のためスマートICの早期設置を求める要望書を採択した。要望書は、10月中に国、県、市の関係機関、首長、議長に手渡す。