上武大学・箱根駅伝に出場決定

(2008年10月20日)

上武大学・箱根駅伝に出場決定上武大学駅伝部が市長を表敬(新町支所)

創部5年目で夢かなえる

 箱根駅伝出場を決めた上武大学駅伝部(花田勝彦監督)が、20日に松浦市長を表敬した。上武大学駅伝部は、18日に行われた第85回箱根駅伝予選会(立川・昭和記念公園)で3位となり、正月に行われる本大会初出場。群馬県内の大学としても初の快挙となった。

 松浦市長は「花田監督の執念が実った。群馬の大学で初めて駅伝を走ることになり、高崎の名を上げてほしい。大学の支援もすばらしいと感じている」と激励した。

 上武大学の三俣喜久枝理事長は「夢に一歩、二歩と近づき実現した。がんばってくれてありがとう。ほんとうにうれしい」と感激を新たにしていた。

 渋谷正史副学長は「原田監督のリードが実を結んだ。高崎の方々に応援したいただいた結果、大願が成就した。次の大願をめざし、選手にがんばってほしい」と話した。

 花田監督は「私を信じて力を発揮してくれた。スタート時は不安もあったが、この日のためにがんばってきたので力を出し切れば結果が出ると信じていた。選手が力を出し切りチームも成長した。彼らの走りに感謝している。創部から5年間、箱根駅伝出場は大きな夢、目標だった。次の夢はシード権獲得。チーム一丸となって戦いたい。出場22校中、上武大学は22番目の実力だろうが、箱根で90%の力が出せれば勝負できる。箱根では一人ひとりが区間を走らなければならない。疲れを取り11月から本格的なトレーニングを始める。星野コーチが山区間の経験があるので不安はない」と力強く話している。

 星野和昭コーチは「学生と寝食をともにし、監督を信じてきた。おごることなく常連出場校となるようにしっかりやっていきたい」と決意を語った。

 上武大学駅伝部は元・五輪代表の花田勝彦監督を招き、平成16年4月に創部。昨年は部としては予選落ちしたが、福山選手が関東学連選抜チームに選ばれ箱根路を走った。

 予選は20キロを各大学12人の選手が走り、上位10人の合計タイムを競う。45チームが参加し、本選に出場する13校を決める。1位は城西大、2位東京農業大、3位に上武大が入った。以下、日本体育大、拓殖大、神奈川大、東海大、専修大、明治大、大東文化大、国士舘大、順天堂大、青山学院大が予選を通過した。

 選手らは「胸を張って箱根を走れるようがんばりたい(後藤祐一選手・4年)」、「区間賞を狙う。チームが一枚岩となってがんばりたい(福山真魚選手・3年)」、「チームの順位を押し上げる走りをしたい(朝日宏宣選手・3年)」などと闘志を燃やしている。

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