本市の自給率は20%
(2008年9月9日)
高崎市は、市議会一般質問で、田角悦恭議員の質問に答え、本市の食料自給率が20%弱であるとの推計を示した。国の自給率は平成18年度の39%から19年度は40%に改善。群馬県は34%となっている。
生産量から推計した高崎市の自給率は20%で、国の半分となっており、かなり低い。本市の品目別の自給率は米34%、小麦27%、野菜31%、果樹51%。生産者のほか、地産地消のため連携が行われている。
生産量から推計した高崎市の自給率は20%で、国の半分となっており、かなり低い。本市の品目別の自給率は米34%、小麦27%、野菜31%、果樹51%。生産者のほか、地産地消のため連携が行われている。
学校給食では早くから地場産農産物に着目し食育を行っている。今年度は、これまでの地産地消メニューに加え、地場産米ゴロピカリの使用拡大、梅ジャムの新規採用などにも取り組んでいる。高崎健康福祉大学では教材として、高崎産農産物を活用している。
また倉渕地域では、人情市や南銀座商店街で産直野菜を販売し、好評となっている。また群馬地区産の白菜では、白菜キムチが隠れたブランドとして人気があるなど、まだ市民に浸透していない高崎産野菜の魅力も多い。
高崎市では、自給率を高めるため、目標値を市民にわかりやすく提示して考え。また、高崎産農産物の産地や販売場所を知りたいという市民ニーズが多いため、情報発信をしていく。グリーンツーリズムなどの事業も人気があり、食と農に関する需要は高まっている。