鬼城ゆかりの俳誌『櫻草』が同人総会

(2008年8月6日)

鬼城ゆかりの俳誌『櫻草』が同人総会記念句会では作品を披講

 俳聖村上鬼城ゆかりの俳誌『櫻草』の第十五回総会が五日に市内で行われた。

 櫻草は、昭和六年(一九三一)に鬼城の弟子、浦野芳雄らが「五日会」の会誌として発刊され、田島武夫、中曽根白史など高崎を代表する文人を輩出した。廃刊となったものの平成三年に鬼城の長男、故・村上春風によって復刊された。現在、主宰は村上谿聲、廣岡敏彦同人会長。鬼城直系の俳誌として研さんを深めている。

 記念講演は、同人の坂口青郎さんの「静簾亭夜話余話」。記念句会では、会員の作品百二十九句を味わい、優秀作品が選ばれた。十二歩で渡る信号西日差す(堀越比呂志)。裸の子挟みうちして捕へけり(小崎美恵子)上原向山選。余生なきわが人生や田草取(福田和子)。町の名を染めて揃いの浴衣かな(合田三鬼堂)廣岡敏彦選。

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