27日に激しい雷雨で被害
(2008年7月30日)
中心市街地で家屋浸水多発
七月二十七日午後四時頃から、高崎地域が激しい雷雨にみまわれ、浸水、土砂崩れなどの多くの被害を受けた。午後四時から五時までの一時間の間に高崎地域で55ミリ、倉渕で88ミリ、榛名で81ミリの異常な豪雨となった。高崎市は29日午後6時現在の被害速報をまとめた。
中心市街地で多くの浸水被害が発生し、集中豪雨での雨水排水が都市課題して浮き彫りになった。消防局には市民からの緊急通報が集中し、消防車が全て出動する事態となった。
この日は大雨・洪水注意報、雷注意報が出ていたが、警報が発令されたのは豪雨が襲われた午後四時四十二分だった。高崎市では被害状況の現地調査と集中豪雨時の災害対策について検討を行っている。