12・4%のCO2削減が目標

(2008年6月20日)

高崎市第三次環境計画

 高崎市は低炭素社会の実現をめざし、第三次環境基本計画をまとめた。

 二酸化炭素排出量を平成二十四年度までに、平成十五年度比で12・4%削減する目標を掲げている。高崎市の温室ガス排出量は平成十八年度213万6千トンで、二十四年度の目標値は187万1千トン。エネルギー消費効率の向上、省エネ型家電などの普及など26万5千トンを削減する。

 高崎市議会一般質問で、清水真人議員(新風会)、飯塚俊彦議員(共産党)が本市の環境取り組みと環境計画についてただした。

 清水議員は、ヒートアイランド減少の緩和のため壁面緑化、屋上緑化の推進を提案。また都市の中に風を循環させる「風の道」について質問した。市は、人口廃熱、放射熱を抑止するため、都市の緑被率を高めていく考えを示した。また高崎市の道路計画では都心部部から延びる放射・環状道路体系が、都市に風を送り込むのに有効だと考えている。烏川も市街地の冷却に役立っている。市街地の建造物の形態、配置も検討の必要がある。一定規模の企業立地については、緑化や景観に配慮するよう市が要望していく。

 食料では輸入等、輸送過程で発生するCO2を抑制するため、地産地消をはかる。地球温暖化の影響を直接受ける農業の保全振興をはかる。

 姉妹都市との間でCO2削減を行うクリーン開発メカニズムについては、課題点を検討をしていく。

 飯塚議員は、自然エネルギーの導入についてただし、高崎高崎卸売市場、安藤株式会社の太陽光発電を紹介した。市施設では、総合福祉センターやこれから建設される医療保健センターに太陽光発電を導入。家庭での導入は、高崎市の助成は無く、普及は0・33%。

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