介護保険料年金天引き額の誤り/原因はシステムミス
(2008年5月23日)
四月に発生した、介護保険料特別徴収の年金天引き額に誤りについて、高崎市は21日の教育福祉常任委員会に、原因を報告した。四月から特別徴収を開始する2606人のうち、747人に誤りがあった。
高崎市の介護保険料計算システムは、既存のパッケージプログラムを、高崎市仕様にカスタマイズして使用している。他の処理を実行する際、高崎市では使用していないモジュールが入り、誤計算した。計算結果についてチェックリストを見落とし、確認しなかった。また、その時点で、システム事業者のSEも気が付かなかった。
防止対策として、これまで、パッケージと高崎市仕様部分を別々のSEが担当していたが、今後、一元化する。チェック体制を強化する。システムは、事業者の責任で修正した。