花と緑について話し合う/花と緑の子どもサミット

(2008年5月14日)

花と緑について話し合う/花と緑の子どもサミット子ども達が担う花と緑のまちづくり

 五日、シティギャラリーコアホールで花と緑の子どもサミットin高崎「君と語ろう緑の高崎市」が開かれ、花と緑について子どもたちが中心となって意見を交わした。

 新井妙子実行委員長は「子どもが主体的になることにより、花緑に興味を持ち、環境について考えられるようになってほしい」砂田威夫教育委員長は「子どもたちが主体となって開かれたディスカッションは非常に意義深い。将来の高崎について緑化の関心の高い位置づけになればよい」とあいさつした。

 テーマソング「みどりとぼくらと高崎の町」は塚沢小学校六年生播田実日南子さんの詩が選ばれた。作曲は高崎高校卒業、東京芸術大学音楽学部作曲科の信澤宣明さん。子どもたちが合唱した。詩と作文の表彰も行われ、絲山秋子さんが受賞した作品の審査講評した後、「今回選ばれなかったとしても、考えることに意味がある、調べることで成長したのではないか。これからも、考えたことをみんなに伝えていって欲しい」と話した。

 パネルディスカッションは環境カウンセラー片亀光さんと中学生、小学生の七人がパネリストとして行われた。片亀さんは夫婦げんかをしてしまった時、花を見て落ち着き、謝って仲直りできた経験談で会場をわかせた。また、環境を考え、自転車で移動していることやパネルで緑のカーテンで覆われている自宅を紹介した。

 小中学生のパネリストは「将来も花緑は必要」「花緑は気持ちを和ませてくれる」と意見を発表した。

 来場者からは「花の名前がわかると親しみがわくのでは」「緑を増やすことはもちろん大切だが、今ある緑も大切にしてほしい。大人がルールを守り何ができるのかを考えることが必要」などの意見が出た。

 こどもたちは「花緑が好きになった」「花緑のことがよくわかってよかった」「花緑を大切にしていきたい」「大切さが改めて実感できた」「努力が必要、何ができるかを考えて生活していきたい」などと感想を話した。

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