「食の駅」問題/改善なく法的措置方針固める
(2008年5月9日)
棟高町の市街化調整区域でドライブインとして開発を許可した「食の駅ぐんま高崎店(ファームドゥ株式会社)」の販売コーナーの面積が、基準の50㎡を著しく超えて営業している問題で、高崎市は改善が見られないことから法的措置をとる考えを明らかにした。
「食の駅ぐんま高崎店」の問題では、地産地消を前面に出したテレビ番組やデモ行進がクローズアップされた。
同店は、合併前の旧群馬町で平成17年から18年にかけて農地移転用許可、開発許可の手続きがとられた。
平成19年5月にオープンし、高崎市は同年7月に現地立ち入り調査を行った。
許可内容と営業形態が一致しないため、高崎市は是正を求めて指導を行っている。書面による是正指示が平成19年7月、9月、平成20年4月の3回。平成20年3月に社長と面談し、二週間以内に是正計画書の提出を求めた。
この間、社長来庁が5回、関係者来庁10回、現地確認は23回行われている。