教育環境整備や「地域の子どもは地域で守り育てる」運動を推進
(2008年5月7日)
高崎市教育委員会は平成20年度教育行政方針を作成し、各課の重点施策や事業を示した。
- 校舎等の新築、改築を進め、学校施設の耐震性能の確保、遊具の点検、老朽箇所の補修を行う。
- 耐震診断に基づく補強工事を京ケ島小、片岡小、北小、東部小、六郷小、新町第二小で実施する。
- 新町第一小の改築工事、堤ケ岡小の分離新設校建設工事を行う。
- 倉渕中、箕郷中、新町第一小の体育館を改築する。
- 中尾中では、校舎改築の設計を行う。榛名地域二校で、自校方式の給食室を造築する。
- 新高尾小、浜尻小、寺尾小、六郷小、養護学校音楽室にエアコンを整備する。
- 北小、八幡小ではトイレを改修する。
- 社会教育施設では、北部プール跡に北公民館を整備し、21年度中の開館をめざす。
- 生涯学習センター建設に向けて基本構想を検討する。
- 公民館施設の調理実習室の改修、トイレの洋式化を進める
- 文化財では、国指定史跡保渡田古墳群、日高遺跡、箕輪城跡、北谷遺跡、市指定史跡山名古墳群の史跡公園化を推進する。
- 埋蔵文化財の所在状況、分布状況をを把握するため調査を行い、新たに保護の対象となる文化財包蔵地を周知する。
- 体育施設では、群馬地域野球場建設に向け基本設計・用地買収を行う。
- 箕郷地域多目的運動広場整備に向け、基本設計を行い建設、改修工事をめざす。
- 浜川体育館の大会やイベントのために音響施設、地元プロ野球チームの使用球場となる城南球場にスピードガンを設置する。第二種公認のため、浜川競技場の老朽化している写真判定装置を入れ替える。
- 群馬プール、新町温水プール、浜川体育館、倉渕体育館、新町住民体育館を修繕する。
- <各施設にAEDを設置する。/li>
- 新図書館の建設を推進する。統合された図書館情報管理システムを活用して。利用者の利便性向上に努める。高崎市に関連する地域資料を含め、図書資料や視聴覚資料を充実させる。
- 不要となった図書の有効活用をはかるため、リサイクル図書コーナーを設置し、市民に還元していく。市民にも図書の提供を呼びかける。
- 基礎・基本の確実な定着と個性の伸長をはかるため、個に応じたきめ細かな指導の充実に務める。
- ALT(英語指導助手)を32人配置し(小学校9人、中学校22人、高校1人)、小学校においても英語活動の充実をはかる。
- むし歯や生活習慣病(高血圧症、糖尿病、高脂血症)を予防するため、一人ひとりに対応した保健指導を推進する。
- 地元で生産された農産物を積極的に活用し、特色ある給食を提供、望ましい食習慣の形成に努める。
- 牛乳パックのリサイクル、給食の残りの堆肥化を行い給食を通じて環境教育を推進する。
- 児童・生徒の登下校時の安全を確保するため、地域住民の自主パトロールへの参加協力を呼びかけ、「子どもを守る家・守る店」を拡充する。「地域の子どもは地域で守り育てる」運動を推進する。
- 青少年の非行や問題行動に対して学校、地域、警察や児童相談所との連携を深め、早期解決に努める。補導センターの街頭補導、相談業務を充実し、問題行動の早期発見・指導、悩み事の解消に努める。
- 子ども会育成会等、青少年育成団体の活動を支援し、団体相互の連携強化をはかる。