高崎を緑いっぱいのまちに/タカポンキッズが結団式
(2008年4月23日)
「高崎を環境の良いまちにしよう」と活動
高崎駅西口駅前通りに植樹された街路樹を守り、駅前の景観を守っていこうと、緑化フェアをきっかけに、高崎市立南小学校の子どもたちがタカポンキッズを結成した。二十日に駅前の緑化フェア総合インフォメーションステージで結団式が行われ、シンボル旗が披露された。
タカポンキッズのメンバーは、南小のミニバスケットボールクラブの児童二十九人。保護者らも応援して、通りの美化ボランティア活動を行う。高崎駅西口線を、高崎のシンボルにふさわしい季節感があふれる通りにしようと、街路樹に落葉樹のモミジバフウが植樹された。木を植えただけでは美しい並木道にはならないと、手入れや落ち葉清掃のボランティアとして子ども達が立ちあがった。この日は、第一回目の活動として、高崎駅西口前で緑化フェアのPRと駅前通りの清掃を行った。
事務局の風間隆之さんは「街路樹で南校区の緑が増え、子ども達から協力したいと相談を受けた。街路樹を育てるボランティア活動は、子どもたちの貴重な経験になると考えている」と経緯を説明。
座間副市長は「みなさんのように、自分たちの手で自発的に高崎の緑を育ててくれる人たち出てきてくれることが、緑化フェアの本当の目的。花いっぱいの町を自分たちで作っていきたいという子ども達が、これからたくさん手をあげてくれるだろう。街路樹の手入れはたいへんだと思うが、がんばってほしい。高崎市も応援したい」とエールを贈った。緑化フェア実行委員会から記念のTシャツが贈られ、幹事会の石田安利会長から子ども達に手渡された。
タカポンキッズの松村貴良君は「高崎を緑いっぱいの環境の良いまちにしたい」、伊丹千優さんは「ごみをひろって高崎の環境を良くしていきたい」と決意を話している。