商科大学生ボランティアを支援/ソロプチミスト高崎
(2008年2月14日)
国際ソロプチミスト高崎(大井八重子会長)は、学生のボランティア活動を支援する「シグマソサエティ」として高崎商科大学ボランティアサークルを十二日に認証した。
シグマソサエティは、短大・大学の学生ボランティア団体を対象としたソロプチミストの国際的な制度で、若者の社会奉仕活動資金などを支援するもの。ギリシャ文字のシグマは奉仕の頭文字を表している。ソロプチミスト高崎が所属する日本東リジョン(関東甲越)では、これまで二十六団体が認証を受けて活動。商科大ボランティアサークルは二十七番目で群馬県初。同サークルは平成十四年に発足し、部員数十九人。上信電鉄商科大学前駅の清掃やスプリングフェスティバル、ソロプチミスト高崎の苗木配布活動への協力など、熱心にボランティア活動に取り組んでいる。同サークルの活動を評価し、ソロプチミスト高崎の創立十五周年記念事業の一環として、シグマソサエティ事業に取り組んだ。
商科大学で行われた認証式で、大井会長は「若いエネルギーで地域に役立つ人材をめざしてほしい。高崎にシグマソサエティが誕生することは大きな喜び」とサークル部員一人ひとりに認証状を手渡した。来賓の松浦市長は「ボランティア活動で貴重な経験を重ね、シグマソサエティが大きな成果をもたらしてほしい」、砂田教育長は「ボランティア活動は明るい地域づくりの力。今日の感激を忘れず活動してほしい」高崎商科大学の渕上勇次郎学長は「ボランティアの大切さをキャンパス中に広げたい」と期待の言葉をかけた。同サークル会長の星野康盛君は「私たちの地道な活動を評価していただいてうれしい。ボランティア活動の中で人間として大切なことを学び、社会人になってからも経験をいかしたい」と謝辞を述べた。