高崎のおいしい水販売/高崎百年水
(2008年2月14日)
高崎市上下水道事業は安全でおいしい水を多くの人に知ってもらうため、剣崎浄水場の水道原水をペットボトルにした「高崎百年水」を二月十五日(金)に販売した。
高崎市の水道は明治四十年に水道開設の認可を受け、ちょうど百年が経過。水道開設は県内では初、全国でも二十番目。明治四十三年に完成した剣崎浄水場は今なお現役で稼働している。
剣崎浄水場は烏川から取水した原水を緩速ろ過で浄水。製造過程で薬品類を一切使わず、砂ろ過と生物ろ過を組み合わせた浄水。全国から再評価されている。
初回製造分として二万六千本を製造し、うち一万六千本を一般販売する。残り一万本は第二十五回を全国都市緑化ぐんまフェア仕様とし、実行委員会に納入する。製造はハルナビバレッジの子会社タニガワビバレッジに委託。
値段は一本百二十円。原価は九十八円九十銭。次年度から六十五円程度で利益が見込まれている。
特徴として表流水を使った軟水でまろやかな口当たり。そのまま飲むと水本来のおいしさが味わえ、コーヒー、紅茶、緑茶などに入れると本来の香りを引き出すことができる。
販売はセーブオン県内店、JAたかさき、JAはぐくみ、高崎経済大学内生協売店、市役所本庁地下売店「スイートピー」、同一階の自動販売機。
問い合わせは高崎市上下水道事業電話321・1282。