電気工事組合が四十年史発刊

(2008年1月24日)

 高崎電気工事協同組合(神山勝理事長)が、このほど発足四十周年を記念し「四十年のあゆみ」を発刊した。

 同組合は、昭和四十二年一月に創立。戦前は任意組合として活動、昭和二十八年に群馬県電気工事協同組合高崎支部を経て創立に至っている。組合員は185人で県下最大の組織。オフィスのOA化や家庭の電化が進み、電気は産業と暮らしのライフラインとして、工事事業者の責務が増大している。

 記念誌編集委員長の金井勝太郎さんは「今や電気は一瞬たりとて止められない。組合は資格の取得や技術向上に努め、社会に貢献していきたい」と話している。

 四十年の歴史の中で忘れられないのが、昭和四十九年に旧榛名町で発生した高崎市水道導水管の破裂事故。山崩れが集落を襲い、三戸七棟六人が生き埋めとなる惨事となった。高崎市の貯水は底をつき、浄水場へ送水するためのポンプを同組合が不眠不休で設置した。市民生活を守り当時の沼賀健次市長から感謝状が贈られている。金井さんは「五十周年に向け、さらに発展充実させていきたい」と意気込みを見せている。<

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