高崎市消防隊出初式
(2008年1月17日)
平成二十年高崎市消防隊出初式が、1月13日に高松駐車場跡地で行われた。
消防団ポンプ車三十六台が集結。消防局、消防団、防火クラブ889人が参加し防火、防災への決意を新たにした。高崎鳶職組合の木遣り、はしご乗りなどの出初演技が披露され、市民から大きな歓声が上がった。今年初めてとなる放水演技や倉渕、榛名地域のラッパ隊吹奏演技も行われ、各地域の特色を取り入れた出初式となった。
松浦市長は「自分たちの町は自分で守る精神で日頃から厳しい訓練を受けている消防団に敬意を示したい。昨日より今日、今日より明日と安心安全の高まりが市民に実感できるよう精進してほしい。」と祝辞を述べた。
竹内消防局長「昨年台風九号で大きな被害が発生した。近年災害が多発化、多様化している。私たち消防隊は迅速かつ的確に行動することが求められている。救急救命率の向上のため、高度な救急をめざしたい」と年頭の意を語った。
高崎市議会の丸山和久議長は「多くのみなさまに郷土愛護の精神ご尽力いただいている。昨年の台風九号では、被害を早い対応で最小限に抑えることができた。これからも旺盛な消防精神で防災に努めてほしい。」大澤知事「崇高な精神のもと市民のため精進願いたい。」と述べた。
来賓では、中島篤県議、加藤修一参議、山本一太参議は「市民の安心安全のために活躍してほしい」松田忠夫高崎警察署長が「消防、警察は両輪である。連携を密にして行っていきたい」などとあいさつした。