蔵の温もりに抱かれて癒しのランチ、召し上がれ!
(2008年10月)
蔵をモダンに改装した店舗
ピアットウニコランチ 1,000円
ディッソルートクッチーナ
●江戸時代の蔵をスタイリッシュに改装
田町北交差点近くのイタリアンレストラン「ディッソルートクッチーナ」は、蔵をモダンに改装し、太い梁、白壁、小さな窓など蔵がかもし出す〝ぬくもり〟に安らぎを感じるお店。1階はカウンターバー、2階は収容人数20人ほどのスペースで、昼はカフェスタイル、夜はちょっとムーディーなレストランスタイルになる。
ランチメニューは「本日のパスタランチ」(800円~1、000円まで3タイプ)と、「ピアットウニコ」(1、000円)。落ち着く空間で、心のこもった家庭料理を、まるで友人の家でもてなしを受けているかのように癒される。
●シェフとコーディネーターのバトルから生まれる高品質
オーナーシェフは原和弘さん。料理のプロであるが、原さんがテーブルコーディネート、メニュー開発、店舗運営などの一切を任せているのが、マネージャーの安松由貴美さん。料理を作る人、見せる人と立場の違う二人がこだわりをぶつけ合うことで、高品質なサービスが生み出されている。
「お客様に感動をお届けしたいという思いが強く、シェフには無理を言ってしまいますが、あくまでお客様目線での主張なので、折れるのはシェフのほう」と、楽しそうに笑う。そのおかげでテーブルに並んだメニューは、食器も盛り付けもおしゃれでおいしそう。
●仕入れにもこだわる食材、 ワイン
「大和豚、麦風鶏、野菜など地場食材の仕入れはシェフが信頼できるネットワークで行っています。原価削減のため、工夫してできるだけ手作りです」と安松さん。手をかけた料理は心がこもっている。また、自家製のパン類も美味で、品数が多い。家庭的なあたたかさを感じ、リピーターが多いというのも納得できる。
「試飲会で100種類ものワインを飲み比べたり、お客様から教わったりしながら、美味しいワインを揃えています」と安松さん。1階のカウンターで一人ワインだけを楽しんで行く人もいる。ワイン好きの方も気楽にお立ち寄りを。
限りなく続く、いいもの追求バトル。
マネージャー 安松 由貴美さん
住所:高崎市田町106-5
電話:027-384-6070
営業時間:11:30-14:00 土祝はランチ休み
18:30~24:00(23:30ラストオーダー)
金土 18:00~2:00(1:30ラストオーダー)
定休日:日曜日、第3月曜日
※メニュー・価格等は取材時点のものです
高崎商工会議所『商工たかさき』2008年10月号