手作りのこだわり、自家製”麺と餃子”
(2008年5月)
あら町交差点角
とんこつラーメン 650円
麺家 匠(たくみ)
●心意気を感じるラーメン店
かつて岩押児童公園東にあった「ラーメン旭」をご存知の方、突然店舗が移転して、その後の消息を気にかけていた方、何を隠そう3年半ほど前あら町交差点角に、その「旭」がリニューアルオープンしたのが「麺家 匠」だ。
父親の久仁夫さんのこだわりをしっかり継承し、息子の廣隆さんが中心となって店を切り盛りする。自分たちの目が行き届き、安心安全に責任がもてるようにと、麺も餃子の皮も無添加の自家製、スープと具材は国産。「独自のブレンドで、季節によって配合を変え、麺の太さや餃子の皮の厚さにもこだわります」と廣隆さん。
●とんこつ替玉サービス!
「県内で最初に『替玉無料』(30分間のみ食べ放題)をうたったのは『ラーメン旭』です。」お客様に腹一杯食べてもらって、満足して帰ってほしいという久仁夫さんの思いからだ。
「替玉ではまた食感が変わるので、その味を是非味わってほしいです」と廣隆さん。そんなに食べられないという人は、替玉(無料)を食べたいので最初の麺は少なめにと伝えればよい。たしかに麺は〝つるつる、しこしこ〟おいしかった。失礼ながら食べ盛りにはありがたいこのサービス、このこだわりに小麦粉高騰が影響しないか不安になったが「何とかやっていきます」という二代目の頼もしい笑顔が返ってきた。
●手作り餃子は、まるで小龍包
「匠」のもう一つの目玉は自家製餃子。ニンニクの入っていない餃子が多いので、平日のビジネスマンにも喜ばれている。自家製の多加水皮で包む特製餃子は、まさに職人技で芸術的ともいえる形。特製えび餃子(一人前5ケ入)には丸々一尾の海老が入り、旨味が凝縮されプリッとジューシー、まるで小龍包のようだ。クセのない白菜を使うことで季節の食材が引き立つ上品な味わいで、県外のお客様からも支持され餃子は全国発送もしている。
「匠」の店頭には、替玉5皿を平らげた勇士たちの満足そうな記念写真が飾られ、学生さん達からの支持もうかがえる。
店長 酒井廣隆さん
住所:高崎市あら町2-3
電話:027-326-2520
営業時間:11:00~14:30
17:00~21:00(売り切れ次第終了)
定休日:水曜/駐車場:2台
URL:http://machi.goo.ne.jp/027-326-2520/
※メニュー・価格は取材時点のものです
高崎商工会議所『商工たかさき』2008年5月号