ステーキ&ハンバーグに特化して業績アップ

(2010年1月)

ステーキ&ハンバーグに特化して業績アップ

ステーキ&ハンバーグに特化して業績アップ代表取締役 古賀 雅之さん

G・G・Cグループが前橋にも進出!!

 

 緑町にある「ステーキ・ビアG・G・C」はドイツ料理を提供する洋風居酒屋として父健一さんが新紺屋町で創業し、今年で35周年を迎える。2003年に(有)HAPPY ISLANDを創設し法人化、G・G・Cグループとして経営を拡大している。昨年10月には、前橋の小相木町にステーキ・ハンバーグ専門店『びふてき屋』をオープンした。地元産の上州牛を使用し、低価格ながらも本格肉料理が味わえるということで人気を集め、グループ3店舗目として順調な出足を見せている。


 社長の福島さんは、7~8年前に世間のニーズがお酒から食事へ移行していることを察知し、「今後は食事がメイン。家族連れでも足を運んでもらえる店に変えていく必要がある」と決意。独学で料理の研究を重ね、ドイツ料理の中でもステーキやハンバーグに特化した新メニューを考案した。「経営方針を巡っては、創業者である両親と大きく意見が異なり大変でした」と話す福島さん。苦労の末生み出した“G・G・Cハンバーグ”が大ヒットし、食事に対するニーズが高まっていることを証明した。さらに、この商品を主力として2006年には中泉町に『Happy Burg』をオープン。新体制のもとでG・G・Cグループが飛躍し始めた。


 「G・G・Cのハンバーグは常に進化を続けています」と話す。既存のメニューに対しても、繰り返しレシピの研究と変更を重ね、変化し続けているという。地域性や客層に合わせてオリジナル性を追求した結果、同じ商品でも店舗ごとにレシピが異なるというから驚きだ。「良いものを残し、伝えていくためには変化が必要です。両親が創り上げた老舗の味と雰囲気を、時代に適合させながら今後も残していきます」と福島さん。


 『来た時よりも幸せに』という社訓に従い、最良のサービス提供に努めるG・G・Cグループ。地域と顧客を大切にする老舗ならではの伝統を受け継ぎながら、今後はさらに広域へと飛躍していくことだろう。


ちょっと一言

“びふてき”という言葉には、『肉は高級品であり、憧れの食べ物』というかつての時代を連想させる。古き良き時代を継承すると共に、最高の料理を提供したいという想いでこの言葉を屋号に取り入れたそうだ。全品サラダバー付きのランチタイムは、土・日・祝日も実施中。おすすめは、厚切りのロースを使用した“びふてき屋ステーキ”(150g 1、680円~)


有限会社 HAPPY ISLAND
代表取締役 福島 健司
住所:高崎市緑町1-28-2
TEL:027-362-8887
FAX:027-362-8890
http://machi.goo.ne.jp/027-362-8887


 

高崎商工会議所『商工たかさき』2010年1月号

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