狭小スペースや資産価値を高める地下のある家造り
(2009年8月)
地下でありながら空から光が差し込む空間
代表取締役 石井 満さん
アレスホーム株式会社
住宅の老朽化に伴い、建て替えを検討する家庭も多いだろう。「もっと広い住居を」と希望はするものの、「土地が狭い」、「規制により3階建にはできない」との声も多い。そこで注目されているのが『地下室のある家』である。住宅に地下室があることで容積率が緩和される。地下室を造ることで狭小地や傾斜地にも広い家を建てることが可能となった。地下スペースは次世代型の居住空間として期待されている。
アレスホーム㈱では「敷地の有効活用」に重点を置いた家造りに取り組んでいる。限られた敷地内に広い住居を生み出そうと努力する中で、地下スペースに活路を見出したという。「地下は温度変化が少なく、気温が一定で遮音性が高い特徴がある。また、地下室のコンクリート壁が土壌と一体になり振動を吸収するので建物全体の耐震性を高める効果もあります」と石井社長。これらの特徴を活かして寝室や趣味のスペース、子供部屋等に地下室を利用する人が増えてきているそうだ。
建築基準法では半地下でも一定の深さがあれば地下とみなされる。そこでドライエリア(半地下の開放部分、空堀りスペース)を設け、窓の設置をすることで地下室を居室として利用することが可能となる。採光に優れ、地下とは思えないほどの明るさと開放感を備えた地下室を造ることができる。地下には水の侵入が付きものだが、SUB工法(高い防水性・断熱性を保つ)という新工法により解決。さらなる安全性を考慮して、排水システム等の対策も講じられている。SUB工法の導入により『暗い・湿気が多い』という地下室特有のイメージを払拭したばかりでなく、従来よりも低価格での施工が可能になったという。
子供の出産、親との同居等、様々なケースに対応できるように、広さや間取りに余裕を持った家造りをアレスホームでは推奨している。将来の備えとして、住宅の新たな可能性として、地下スペースの活用は今後さらに加速していくことだろう。
初めてでも安心の家造り
アレスホームでは長期優良住宅に取り組んでいる。耐久性、耐震性、可変性、省エネルギー性の性能を有した建物は資産価値が高まり、50年返済ローンの利用ができるなどのメリットがある。人生最大の買い物だからこそ、無理のないプランと、長く暮らせる住宅をプロデュースしてくれる。
アレスホーム株式会社
代表取締役 石井満
住所:高崎市江木町1002-4
TEL:027-310-6543
FAX:027-310-6544
URL:http://www.alleshome.co.jp/
高崎商工会議所『商工たかさき』2009年8月号