今、北関東有数のビジネス集積を持つ都市として、ナショナルブランドやグローバルブランドの拠点工場、先端産業の拠点として高崎市が選ばれています。
高崎は、江戸時代から商業のまち「商都」として発展してきました。街道をゆく旅人は、江戸と見まちがえるばかりの繁栄ぶりに驚き、この地に定住して商売を始める人も多かったと伝えられています。そんな商人たちを親しく受け入れ、お互いに支え合い商圏を拡大してきたのが高崎という街でした。その進取の気風は現在でも受け継がれ、官と民がビジネスのしやすい良好なパートナーシップ関係を築いています。また、日本初の卸商社団地建設を先駆けるなど、ビジネス都市として先取性にも富んでいます。
実行委員会では一昨年、昨年と「高崎ビジネス誘致キャンペーン」を丸の内ビルマルキューブで開催しました。高崎に拠点を置く在京企業や、高崎に本社を置き内外に向けて先進的でオンリーワンのものづくりをしている多くの企業の皆様にご協力をいただき、大変充実した展示内容で好評をいただきました。高崎がこうしたすばらしい企業に恵まれていることが高崎の力の源だと改めて確信いたしました。
今年は、来年度に分譲が開始される、高崎スマートIC産業団地(仮称)の情報を中心に、恵まれた交通網や行政によるビジネス支援制度などのご紹介、そして群馬交響楽団に代表される高崎の文化、白衣大観音、日本一の高崎だるまといった観光資源もご紹介いたします。
今後も、高崎市と高崎商工会議所を中心とした経済界が一体になり、首都圏のバックアップ機能を担う「上信越と首都圏を結ぶビジネス拠点都市」をめざし、新しいビジネスの創出や企業誘致に取り組んでいきます。
最後になりましたが、今回の「高崎ビジネス誘致キャンペーン2014」の開催にあたり、ご後援くださった東京商工会議所、三菱地所株式会社をはじめ、多くの方々にご支援いただきましたことに感謝を申し上げご挨拶といたします。