インドカレーで体も心も健康に!
ニューデリーマハトマ(有限会社大坂屋)
(2014年1月)
ほかに「ニューデリー前橋店」、「マムタージ」の2店舗がある
体にも心にもいいインドカレー
本格的なインド料理を楽しめるマハトマ。「また食べたくなる味」「やみつきになる」と大好評で、高崎店はオープンから27年が過ぎた。真貝さんの父は、前橋で大阪屋という酒屋を営んでいた。しかし真貝さんは、体にいいものを提供する店を経営したいという夢を持ち、漢方薬にも通ずるスパイスをふんだんに使っているインドカレーに着目した。現地に何度も足を運びインド文化を勉強していく中で、東洋医学の源流である“アーユルヴェーダ”の「食べることで健康になり、心も元気にする」という考えに感銘を受け、インドカレーを中心にレストランをオープンした。
真貝さん
インドカレーの市民権を得るために
現在提供されているインドカレーは、真貝さんが独学で考案したものだ。創業当時は、“カレーライス”として日本の家庭料理に定着していたので、お米ではなくナンで食べる一風変わったカレーはなかなか日本人には受け入れられなかった。このことから、最初の5年間は思うように経営が軌道に乗らず、試行錯誤をしながら研究を続けた。納得のいくインドカレーが完成してからは売り上げが倍々で伸びるようになった。「日本人の好みに合わせたのではなく、自分の美味しいと思うカレーを追求していった結果、受け入れてもらえるようになった」と語る。
現在30種類以上のインドカレーが作られるが、ベースとなるオニオンソテーが味のポイントとなる。玉ねぎ、生姜、ニンニクを焦がさずに水分を飛ばし、4時間炒めて作る。そうすることで、100㎏ある食材が25㎏になり、甘みが凝縮される。そこにスパイスなどを加え、様々なインドカレーへと姿を変えていく。「家庭料理としてのカレーライスとは別物の“インドカレー”というジャンルを確立したかった」という信念が生み出したレシピだ。
マドラス スペシャル 1,500円
インド文化を感じてほしい
「マハトマに来て、お客様にインドを感じてもらいたい」という思いから、店舖の内装、食器、雑貨にはインドのものが使用されている。また、カレー用のスプーン、お皿を開発するなど、細部に至るまで、徹底したおもてなしの心でお客様を迎えている。
「食べることで体、心をリフレッシュできるメニュー、環境を追求していきたい」と創業時から変わらず、“アーユルヴェーダ”の精神を守り続け、今後もお客様にとってよりよいお店づくりに取り組んでいく意向だ。
ニューデリーマハトマ(有限会社大坂屋)
代表取締役 真貝 純一さん
高崎市問屋町西1-3-1
TEL:027-362-3451
URL:http://www.newdelhi.co.jp/mhatma/