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４月でオープン一周年　増える利用者

　(株)レンタルオフィスは2015年４月、コワキーングスペース「起業家の森」を開業、もうすぐ一年だ。コワーキングとは、「一緒に」のCOと「仕事」のワーキングを合わせた造語で、「スペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイル」のこと。個人事業主やこれから起業を目指す人など、様々な利用者がおり、この日もフリードリンクのコーヒーを飲みながら、企業を目指す女性が打ち合わせに訪れていた。
　
デザイナーやSE、カメラマン、通訳など多様な利用者
　「起業家の森」は、会員登録（6600円～※詳細はHP参照）と、時間貸し（２時間500円～）の非会員システムを採用している。起業を目指す人は、ここを拠点に法人登記も可能。ワークスペース、サロン、会議室などからなり、Wi-Fi完備、レンタルPC、PC周辺機器、ホワイトボードなどを無料で借りることができ、「自分のオフィス」のように利用できる。
　オフィスでありながら、木をふんだんに使っている空間も魅力だ。代表の金森知人さんはログビルダーでもあり、金森さん自らデザイン製作した県産材のテーブルや椅子、材木が文字通り“森”のように立ち並ぶ空間は、自由で新しい発想を呼び覚ますのにふさわしい雰囲気。現在、デザイナーやSE、カメラマン、マッサージ、英会話通訳者など20人を超える人が会員登録、利用している。
　
安い料金設定と異業種交流が魅力
　金森さんはここの魅力について「料金設定が低く利用しやすく、異業種交流が日々行われ、新しい仕事に繋がっている。使い方はアイデア次第なので、興味ある方は是非相談してほしい」と話している。今後40名くらいまで会員を増やし、更に２号店、３号店と増やし、新しい産業を興す群馬のミニシリコンバレーを目指す。
　週末はイベントなどが行われているので、新たな出会いや発見を見つけたい人にとって最適の場所だ。これから「何か始めてみたい」人は、まずは気軽に出掛けてみてほしい。