かつサンド工房 PANTON/(中尾町)
(2016年02月12日)
イートインもテイクアウトも大人気
「かつサンドが大好きで」と笑顔を見せるのは、オーナーシェフの小澤貴さん。和食の道から居酒屋経営に進み、大好きな“かつサンド”の店を出して14年。昨年(2015年)11月にニューオープンし、土日の午前中は予約分でいっぱいになってしまう程の人気店だ。ロースかつサンド(600円)、ヒレかつサンド(700円)などメニューは4種類。店内は明るいカフェのような雰囲気で、かわいらしい奥様と二人で接客もこなす。フリードリンクの紅茶もあり、気軽にイートインもできる。
その場で手作りがモットー
注文が入ってからその場で手作りするのがPANTON流。肉にパン粉をつけ、低温と中温の二層式の油で二度揚げする。この一手間で、肉の味が閉じ込められる。食パンをスライスし、パンの表面に“魔法の水”(紅茶)を吹き掛け、片面をトースト。キャベツの千切りを乗せ、揚げたてのヒレかつ2枚を特製ソースに絡め、パンに乗せる。パンで挟み、食べやすい大きさにカットすると肉の断面はうっすらピンク色をし、肉汁がキラキラと輝きだす「肉汁の宝石箱」だ。
こだわりの食材 ブロガーさんもお気に入り
肉は大麦三元豚。熟成した肉はきめ細かく、大きさのブレがないのも魅力だ。パンはカツを邪魔しないライトな食パンで、口に含むとパンとカツがしっとりと馴染み、柔らかい。特製ソースは特別栽培の野菜を使用したソースをベースにケチャップやデミグラスソース、香辛料やスパイス、隠し味にハバネロをほんの少し入れるなど、ご主人が味を仕上げている。キャベツは、若手農業生産者・Vカルテットが無償提供してくれているという。新鮮で甘いキャベツは、かつサンドのアクセントになり欠かせない存在だ。
「いつでも、誰でも、おいしい手作りかつサンド」がコンセプト
運動会や行楽、催し物や差し入れにも最適のかつサンド。今後はデリバリーも本格化したいという。たまたま居合わせた人気ブロガーの男性は「日々真剣に美味しいものを作り探究し、どんどん美味しくなっている」とPANTONの味に太鼓判を押す。「特別ではなく、気軽に食べて頂けるかつサンドとして定着させたいですねぇ」と話す店主の声はやわらかい京都弁だ。京都の黒七味や定番のマスタードを好みでつけながら、ハイボールを一杯!も可能。是非、お試しあれ。
店名・名称 | かつサンド工房 PANTON |
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住所 | 高崎市中尾町699 |
電話 | 027-370-1230 |
営業時間 | 10:00~売り切れ次第終了 |
定休日 | 水曜定休 不定休有り |
HP | |
備考 | *土日の午前中は大変混み合うので、電話注文がお勧めです。 |