トリオがまちに帰ってきた! 靴のトリオ/(旭町)
(2015年7月13日)
「はき良く、楽しく、美しく」
お客様とメーカー、卸、その3者が共に幸せになることを願って命名された「トリオ」。昭和5年創業。現在、高崎市内外、県外に8店舗を構えるトリオが11年振りに高崎まちなかに高崎店を復活させた。元・高島屋西口通商店街(現・ハナハナストリート)の一角に立つ新店舗には、「はき良く、楽しく、美しく」をモットーにお客様目線で選ばれたカジュアルからフォーマルまでの婦人、紳士、子供靴が並ぶ。創業より4代目になる吉村祐二店長(31歳)に話を聞いた。
デザインと品質と履きやすさ重視の靴とバッグ
「高崎店は、品質とデザイン、履きやすさ重視で商品を選んでいます。今はお客様もブランドにこだわらなくなってきていますね」。現在の客層は5、60代以上の女性が中心。歩きやすさを第一に、品質にこだわる方が多いという。また既成の靴が合わない人向けに、より自分の足型に近いものを選べるセミオーダーもできる。「甲が薄い、踵が小さいなど、生活習慣の洋風化に伴い足も西洋化している」のだそう。更に、婦人靴の小さいサイズ(20.5~21.5センチ)と大きいサイズ(25~26センチ)の品揃えを充実。紳士靴は、人気のリーガルやこだわりのスペイン、イタリアなど海外製品も並び、おしゃれ通も満足できる。
地域密着の店に
吉村さんは「創業当時から祖父が言ってきた“はき良く、楽しく、美しく”はトリオの変わらない起業精神です。店舗ごとにお客様のご要望に合わせた品揃えを心掛けて、地域密着の店としてこれからも成長していきたいですね」と展望を語る。
祖父である2代目の吉村久さんは俳人としても活躍した文化人。俳句結社を持ち、多くの弟子を育てた。常にアンテナの高い人で、晩年も「コンビニで新しいお菓子を見つけてくるような粋な人」だったという。「最近、現社長も俳句を始めたので家族が驚いています」と笑顔を見せる。
若き店長のアイデアでトリオ高崎店は、地域に愛される店として再出発。「靴は履いてみないと分からないですから、お気軽に試してくださいね」とのこと。老舗ならではの安心なアフターケアも充実している。
店名・名称 | 株式会社 トリオ |
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住所 | 高崎店:高崎市旭町37-8 |
電話 | 電話:027-395-7002 |
営業時間 | 10時~19時 |
HP | |
備考 | 定休日:毎月第3水曜日 提携駐車場:西口ペガサス、平和パーク |