日本茶、中国茶、紅茶…にスイーツ
「茶楽人」でゆったりカフェ・タイム/(上並榎町)
(2015年5月14日)
創業165年 お茶のふじや
嘉永3年(1850年)に茶の産地・埼玉県狭山出身の初代が高崎市相生町でお茶屋を開業したのが始まりの「ふじや」。現在は、上並榎町に店舗兼茶房の「茶楽人」を開設し、お茶の魅力を伝え続けている。店主の斎藤文子さんは「若い人にも気軽に来てもらえるようなお店にしたい」と、大きな窓からは光が降り注ぎ、店内は明るく開放的な雰囲気が広がる。
カフェスペースでは、日本茶、中国茶、紅茶、和菓子、抹茶パフェや白玉抹茶ぜんざい、ワッフルなど多彩なメニューを用意。「ペットボトルのお茶が主流の現代、急須で入れるお茶の魅力を知ってほしい」と急須で味わえるお茶セットを提供。中国茶に至っては15種もあり、薬缶から熱々のお湯を注いでゆったりと楽しむことができる。
多彩なラインナップ
ショップコーナーでは、静岡茶、鹿児島茶を中心とした日本茶を始め、中国茶や紅茶、急須などの茶道具も並ぶ。オリジナルの煎茶は、「おか~茶ん」「お父~茶ん」「恋い茶娘」の3種類。味、香り、濃さなどバランスの良い静岡茶で一押し商品。「恋い茶娘」は蒸し時間の長い特蒸し茶で、甘味と濃さが深い。
五月は新茶の季節。新茶を入れるポイントは、まずは温度を下げたお湯で、滋味豊かなお茶ならではの旨味を二煎楽しんで。三煎目は熱めのお湯でカテキンの苦みまで味わってみてほしい。
カフェで心行くまで
個人店ならではの「人との繋がりを大切にしたお店作り」に努めているという文子さん。「数あるカフェの中から“茶楽人”を選んで来てもらったお客様に、お茶を飲んでリフレッシュしてもらえたら。良かったらお茶の成り立ちなども楽しんで、ほっとできるスペースでありたい」―。文子さんの雰囲気そのままに、穏やかな時間が流れる店内。ほっと一息つきたい時、また気のおけない人との語らいにもぜひ利用してみてほしい。
店名・名称 | 茶楽人(ちゃらくじん) |
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住所 | 高崎市上並榎町319-1 |
電話 | 027-363-0368 |
営業時間 | ショップ 9時~18時、カフェ 11時~18時 |
HP | http://charakujin.jp |
備考 |