宿泊体験で住み心地を実感!
(株)斉藤林業/(棟高町)
一生で、一番大きな買い物・家こそ試してほしい
(2015年4月21日)
五感で家を味わって
試食、試着、試乗、化粧品のサンプルから体験入学まで、世の中いろいろなお試しがあるが、宿泊体験で「住まい」を試す例はまだまだ少ない。「買い替えや返品ができない住まいこそ、“試住”を体験してほしい」と考える(株)斉藤林業の社長・齋藤英之さん。「一日の3分の1を寝て過ごす我が家。その時間を体感してこそ、家のにおいや空気感、温度や湿度、音の伝わり方など五感で分かる」と話す。(株)斉藤林業は20年前からこの宿泊体験(一泊大人500円、小児無料。18:00~翌日9:00)を取り入れており、正しいことを伝えたいからという思いから、工場や現場も公開している。
健康、素材、環境を考えたまじめな家造り
沼田で林業、製材業を生業として昭和39年に創業した同社は、外材におされ始めた昭和59年、国産材、県産材の良さを直接伝えたいと家造りをスタートさせた。材木の個性や特徴を知り尽くしているからこそ、家にとって重要な見えない柱や断熱材にもこだわり、風が通りぬける間取りや温度、湿度の変動の少ない、丈夫で快適な家造りを行っている。
同社の目指すところは「健康、素材、環境を考えたまじめな家造り」。扱う材木は全て県産の杉材。杉の森を手入れすることは山の再生にもつながり、花粉症の解決にもつながるという。また、材木の乾燥は燻煙によって行うことで、丈夫で長持ち、薬品を使わずとも防虫効果をもたらす材になる。また、壁や天井の断熱材にはセルロースファイバーを使用。セルロースファイバーとは新聞紙にホウ酸を入れ加工したもので、防虫、防火、防音効果のある優れものだ。通常高価なセルロースファイバーも、自社生産しているため安価で導入できるという。
これら全て循環型の資源の利用が配慮されており、健康にも環境にも優しい家造りと言える。
端材で作るおもちゃと「ままごとキッチン」をプレゼント
同社は、林業であることを強みに余った端材で子供のためのおもちゃやままごとキッチンを作り、プレゼントする事業を展開している。「子供の頃から、杉、県産材に親しんでほしい」そんな思いからスタートしたボランティア事業で、保育士さんや親御さんと一緒に作っている。「キットではないので一から手作り。真剣に作ると愛着が湧きます。皆さん、子供たちのために一生懸命ですよ」と話す。手触りの良い柔らかい杉の“ままごとキッチン”は、子供たちの情操教育にも役立つと大人気だ。興味ある方は是非、問い合わせてみてほしい。
ままごとキッチンの開催日程は前橋市GREEN TOMORROWにて第4日曜日、沼田本社工場にて第3日曜日に行われている。
店名・名称 | (株)斉藤林業・オープンハウス Rustico(ラスティコ) |
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住所 | 高崎市棟高町(イオンモール高崎の北側) |
電話 | |
営業時間 | |
HP | http://www.saito-ringyo.jp/index.shtml |
備考 | 宿泊体験の申し込み・問い合わせ ℡ 0120-82-0601 |