フレッシュ!大粒の甘~い、やよいひめができました!
いちご直売所・永井農園/(矢島町)
(2015年3月25日)
大きさ・甘さ際立つ、永井農園のやよいひめ
群馬県の登録品種イチゴ・やよいひめを栽培する永井農園。やよいひめは、粒の大きさと薄紅色の果肉、甘みと酸味のバランスの良さが魅力だ。中でも永井農園のやよいひめを一口食せば、その大きさと甘さ、あふれる果汁に驚くことだろう。大きいものでは、女性の手のひら半分が隠れる程もある。
そんなやよいひめを育てるのは、いちご農家一年目の永井正人さん。一粒が何粒にも相当するようなその大きさの秘訣は「根っこづくり。土の固さや水やり、温度管理が重要」と言う。6~9月にかけて、苗を自然の風雨や霧に当てる“山上げ”を行うことで丈夫な苗に育ち、大きくて甘いイチゴをつける。
家族が大好きなイチゴを「自分で作りたい」
米の兼業農家に育った永井さんは、8年前、30歳の時に倉渕の有機・無農薬の農業生産法人・エコル鳴石に入社し、土作り・堆肥作りの基礎を学んだ。「いつかフルーツを作りたい」と思っていた永井さんは、家族とイチゴ狩りに出掛けているうちに「自分でもやってみたい」と思い始めた。6年間勤めた会社を退社し、藤岡のイチゴ農家で研修を受け、昨年4月、独立した。初めての収穫となった今年、「思った以上に良いものができてお客さんに喜んでもらっています」。現在、直売所のみの販売だが、リピーターが友人を連れてきてくれたりと、口コミでその美味しさが広がっている。
イチゴの品質は夫婦の絆から
今後の目標は―「暖房を使わずにマイナス2度という、苗が耐えられるギリギリの温度で甘さを引き出す方法で、糖度20度以上を目指し、質の高い形の良いイチゴを作ること」と目を輝かせる永井さん。
「イチゴ農家として駆け出しの身。直売所に来てくれる皆さんに日々感謝しています」と話す横で、イチゴを仕分けする奥様はまさに内助の功。「イチゴが大好き」という奥様のアドバイスが、永井さんの甘いイチゴ作りの指標になっているようだ。
店名・名称 | 永井農園 |
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住所 | 〒370-0016 高崎市矢島町376-3 |
電話 | TEL:090-1552-1583 |
営業時間 | 直売所営業 1月中旬~5月(不定休) 11時~17時 *なくなり次第、終了。 |
HP | |
備考 | ・イチゴ 1パック 600円、650円 ・贈答用イチゴ 1箱1500円(9粒、12粒、15粒) ・ジャム用イチゴ 1パック300円 |