“しあわせの梅干し” ブライダルにいかが?
福島農園/(箕郷町)

(2015年3月17日)

写真を拡大
写真を拡大

家族の真ん中にある梅干し

 「梅が家族の絆を深めてくれた」―そう話す福島毅さんは梅農家の2代目として就農5年目。梅の生産を通して両親や妻との関係がぐっと深まったのを感じ「農家になってよかった」と実感しているという。「一粒一粒“ありがとう”と言いながらパック詰めしている」と話す奥さんの言葉を聞き、福島さんは「しあわせの梅干し」という商品を開発した。



しあわせの梅干し

 紅白(白干し)にピンクの3色の小梅がひとつのパックに入った「しあわせの梅干し」。「梅干しのようにたくさんの“しわ”を“あわせて”、幾久しく幸せを重ねてほしい」―そんな願いを込めて、これから新しい家庭を築こうとするブライダルの場に提供し始めている。 「しあわせの梅干し」を使った“梅鍋”を囲む婚活パーティを都内で共同企画し、何組かのカップルも誕生したという。元々、ハレの日に梅を送る習わしがある日本。お祝い事にふさわしい梅干しとなりそうだ。



梅干しに夢を乗せて

 「今に満足せず、常に新しいことをやっていきたい」と話す福島さんは、2013年群馬県農政部主催の群馬フロントランナー農政塾に参加。農業仲間との情報交換も欠かさない。また、群馬農林大学校で講師をするなど、後身への良きアドバイザーとしても活躍している。
 「まだまだ高崎でも、梅の里箕郷を知らない人が多い」と福島さんは、高崎のイベント等にも積極的に参加している。「行動の先に何かが生まれる」それが福島さんのモットー。
 今、竹林を整備し20年後の梅の里山を目指し改植も始めた。梅が織りなす“幸せの物語”は始まったばかりだ。


店名・名称 福島農園 (梅、梅干し、練り梅)
住所 〒370-3114 高崎市箕郷町金敷平476-2
電話 TEL:027-371-5295 携帯:090-3512-0369
営業時間
HP http://e-kata.net/fukushima/
備考 E-mail:fugu@kdn.biglobe.ne.jp
*電話・メールでご注文を承りますが、家族経営のため大量受注はできませんのでご了承ください。